みんなのうた
〜俺たちの挽歌〜







ジャングル・ジムの歌

ジャングル・ジム
ジャングル・ジム
浅黒い筋肉 冬でもタンクトップ

ジャングル・ジム
ジャングル・ジム
今日も 世界三大テノールの空席を狙う

誰かが聞いた
ねえ どうしてそんなに体を鍛えるの?
公園の遊具にまたがって 笑っていた

※ いつも彼に教えられる 優しさと強さと哀しみを
いつか彼に教えたい そのタンクトップに書いてある英語の意味を

ジャングル・ジム
ジャングル・ジム
白髪まじりの角刈り むせかえるデオドラント

ジャングル・ジム
ジャングル・ジム
今日も 専属キャディーと一緒にパトロール

誰かが言った
ねえ ここはゴルフ場じゃないと思うんだけど?
おばちゃんと手をつないで はにかんでいた

※(くりかえし)












孤独くん

ボ、ボ、ボクの親友(シンユウ)
ダ、ダ、ダレにも見えない(ミエナイ)

生まれた時から ずっと一緒
死ぬまでたぶん ずっと一緒

その名も!
孤独くん! 孤独くん! (孤独くぅ〜ん!)

イ、イ、イツでも隣に(トナリニ)
カ、カ、カゲよりぴったり(ピッタリ)

夕日の落ちる 団地の屋上
影だけになる 給水塔の上
雨に濡れた 公園の遊具
立入禁止の 空き地の野原

そこには!
孤独くん! 孤独くん!(孤独くぅ〜ん!)

「君が、いるから、さびしくなんかないよ」
「君が、いるから、僕は一人じゃ、ないね」

孤独くん! 孤独くん! 孤独くん!

アーッ!




あの頃に戻りたい

inserted by FC2 system